黒いジャケット
皆様ゼミ面接お疲れ様でした。
途中参加で申し訳。
終わったのが23時前…。すげぇ。大学閉まるまでいたの初めて。
その後、残ってたメンバーでサイゼで夕ゴハン。
…盛り上がりすぎて終電を逃す。
(のちにまず第一にこのことを後悔する…。)
1時過ぎにサイゼを出て、
早稲田界隈の皆さんは家に帰宅。後輩の二人は、22号館へ。
(この時俺も便乗しておけば良かったと後悔する。)
皆と別れ、馬場に向かって意気揚々と歩き出す。
途中、馬場歩きの道に散在する自転車を見てよだれが出そうになる。
でも、警官が異様にうろついているので(後に、この意味を理解する。)、唾を飲み込み歩き続ける。
途中、野良猫と目が合う。
(ニャンだコノヤロー。と心の中で呟いてみる。)
いやー、真夜中の馬場歩きも悪くないな
と 思った その時だった。
警官が突然俺を呼び止める。(勘のいい自分は何か事件だと気付く。)
「すみません、身分を確認させて頂いてよろしいですか?
先程、タクシー強盗がありまして、犯人がまだ捕まってないんです。
犯人が黒いブレザーを着ているとのことなんです。」
(自分が黒いジャケットを着ていることに気付く。)
「まじすか?歩いて帰っても大丈夫ですか?」と喋りつつ、学生証を差し出す。
「どこまで行くの?近く?」と警官。
「中井まで」と俺。
(警官、ドリフばりのずっこけを見せる。少し不安になる。)
お金を使いたくない俺は、
「馬場までなら歩いても大丈夫ですかね?」と切り返し。
「逃げてるのがそっち方向なんだよね…。
相手は外人っぽくて、棒きれか何か持ってるらしいし、
何するか分からない。」と警官。
(命>金 タクシーに乗ることを決意。)
で、1500YENかけて無事、家に到着。
良かった…。
サイゼ出るとき、言い放った
「俺、暴漢に襲われたらどーしよー!?」
ってジョークが、笑えなくなるとこダッタYO( ´ д ` ;)
俺が疑われたのは心外。
犯人の特徴
・黒いブレザー⇒まぁ確かに黒いのは着てたよ。
・棒切れ所持⇒持ってません。
・外人っぽい⇒俺の顔は薄い方なんですが…。
でも、
家に帰って、
「黒いジャケット着てたお陰で、事件を知ることができて、無事帰ってこれたんだ」
と考えたら
この黒いジャケットがとても愛しいモノに想えて仕方がなかった。
ボロボロになっても君を大事にするよ。